今回は和田哲株式会社 会長 和田亮介様に
『ある船場商人の遺言』と題して、
初代社長とのお話や船場の商売のお話などを伺いました。
<講演中の和田亮介氏>
「船場で船場の話をすること程やりにくいものはない・・・」と渋い口調?で淡々と始まった今回。
真面目なお顔と口調で話されるそのお話(特に和田家に関わることとなるいきさつ)は
笑って良いものやら・・・それでもやはり皆さんの笑いを誘います。
<楽しそうなお客様たち>
「初代の船場の話や商売の話は面白かった」と仰られていましたが、どうしてどうして
会長のお話もとっても穏やかなのにユーモアたっぷりで引き込まれました。
和田家に入った当初からの9年間、初代の話を日々聞かされたお話は
自分の親とのコミュニケーションすら苦手な私などにはただただ驚きと尊敬の念を
抱かずにはいられませんが、当時はやはり当のご本人も辛い時もあったとのこと。
ただ、振り返るとその辛い思い出が今は『ありがたい』事であり正に財産となっている
というお言葉は心に染みます。
<コップの水に例えた、お話>
聞き上手は相づち上手。それが初めての話ならまだしも何百回となく聞かされた話に
同じように相づちを打つのは凄い事ですね。それでもその同じ話を聞くうちにある日
大事な事に気づかれます。同じ話ながら違う聴き方、捉え方が出来るということ。
そうすることでその話とその真意が自分のものとなるのではないかということ。
この、ある日の『気づき』を聞くと、その日はなるほど~と思いはしたのですが
・・・はて、自分は気づくことが出来るだろうか?と。
<お辞儀の仕方の説明をする和田氏>
まだまだ私はただ聞いているだけに留まっている気がします。
勿論人前で話すことは難しいですが真の意味で人の話を聞くと言うことは
それ以上に難しい事なのではないのかしら?と考えさせられました。
さて話は和田哲株式会社 初代の商哲学をまとめられた『哲翁遺訓』へ移り
「経営」、「人」、「モノ」、「金」に対する心構えを伺いました。
どれも特別ではないけれども常に心に置くのは難しい、というか忘れがちな事でした。
そんな中でふと仰った「人生はマラソンのようなものだが企業は駅伝であると考える」
という言葉は3代目ならではなのではないでしょうか。
<紀平真理氏と和田氏とのやり取り>
最後にe-よこメンバーでもあるプロの司会者 紀平さんを聞き役にお話を振り返りつつ
掘り下げていただき、なるほどなぁ。。。と改めて思ったところでお時間となりました。
今回の講座が終わって私がじんわりと思ったことは、
終始冷静な語りは全て今日の話が「こうである」と言うことではなく、聞き手が
考え、思いを巡らせれば良いと言うことだったのかしら。。。と言うこと。
指導者にありがちの押しつけがましさの一切ない、どちらかというと控えめでいて、
でもとても強い魅力のある方だったなぁ。。。そんな印象を持ちました。
<会場ほぼ満員のお客様たち>
<今回担当者より一言>
地域の身近な方々のお話を、
気軽に聞いていただく・・
こんな場面があってもいいのではないかと考え、
今回の企画を担当させて頂きました。
ご参加者様にも、喜んで頂き嬉しく思います。
皆さんのご尽力のおかげで実現でき、
お礼申しあげます。
(文;萬代 写真・森井・森田)








